2012年4月27日金曜日

代官山メキシカン ラ・カシータ

代官山にある老舗メキシカン、ラシータ。
こちらの料理長のレシピ本を熟読していたので一度行きたいメキシカン・レストラン。

ということで早速行って来ました。


店内の様子。可愛い外見も撮影すればよかった!
夜は控えめなライトアップが店内からのぞけます


まずは、前菜かわりに
小エビとアボカドのカクテルを。
可愛いガラスの器に小さく切ったアボガドと小エビが盛りだくさん。
ここにカクテルソースがかかっています。
うむ、この味はなに…?!
トマトベースの中に、レモンの酸味と
ウースターソースか白ワインか何ともいえないコクがある…。
エビやアボガドはそっちのけで、ずっとカクテルソースを味わっていました。
見た目から感じるトマト味とはまるで違う、何とも奥行きのあるお味。


小エビとアボカドのカクテル。アカプルコ地方のスタイルだそう。


そして、季節のオススメという

アバネロのスープ。
こちらもトマトベース。激辛唐辛子、ハバネロ入りということでビクビクして味わいましたが
トマト味に辛味が奥行きをだし、舌がしびれる、なんてことは当然なし。


アバネロのスープ。当然のように入るコリアンダーがまたおいしい。


トマト味が続いたので、次はさっぱり
サボテンサラダ。
細切りサボテンにカブやトマト、いんげんが寄り添うシンプルなサラダ。
メニューをみたら、サボテンサラダではなく、ノパリートスサラダって言うんですね。


ノパリートスサラダ(サボテンサラダ)
そろそろタコスが食べたいなということで、
定番のビーフタコスをチョイス。

トルティーヤによく焼いたステーキビーフ登場。
一緒にいただくサルサメヒカーナ(写真右)と野菜の酢漬け(写真左)の美味しいこと。
これを適宜、ビーフの上に乗せて、レモンをかけて、いただきます。
まずは、口にひろがるトウモロコシのトルティーヤ。
モサっとしているのにぱさつかない。粉っぽいのにシットリ。
相反する素朴な味わい。そこにサルサの水気とお味が染みてきて…絶品です。


ビーフタコス

とにかく種類を食べたい私は同行者の方に了解をとり
よくばってチラキレスもオーダー。
アメリカ帰りの友人が好物だと言っていたので…。

トマト味の中に揚げたトルティーヤが混ざりこみ、
煮込んで細かいチキンとチーズが味を支える。
レモンを振りかけるから、時々現れるレモンの酸味がまた絶品。
お腹いっぱいでもトマトベースにタマネギだからペロリです。


チラキレス
さらに欲張りな私は同行者のレディに頼み込み
メキシカンライスもオーダー。
シンプルに味付けはトマト。ここに鶏肉とエビが入ります。
パラパラ…おコメがパラパラ!!
これです、このパラパラ感が自宅で作っても全然でないんです。
味はともかく、パラパラ感…どれだけこれがむずかしいか…。
料理長のレシピ本によると、一度炊き込んでからオーブンで焼くそう。
だから、このパラパラ感がでるのかな…憧れます!!


メキシカンライス

そして、ついに夢にまでみたメキシカンの王様
若鶏のモーレソース。

まず味わうにあたり、トルティーヤを追加オーダー。
冷めないように可愛い布巾に包まれての登場です。

追加トルティーヤ
さて、ちょっと時間をおいてついに登場の
若鶏のモーレソース。
これ、このお味!
チョコソースの中の辛味は若干抑え目、
他店よりさっぱりさせたようなモレソース。
これに油がにじみでた鶏と絡めていただくと…これをトルティーヤに包んでいただくと…。
なんとまあ美味しい!
チョコレートなのに、なぜか健康的なお味なんです。
もちろん味は濃いし、後味はしっかり残るのに、こってり感は全くしない。
この辺りが老舗の腕前なんでしょうか。


若鶏のモーレソース

同行者のレディは、メキシカン初体験だったそうで、
どれもこれも初めて!と興奮気味にお話いただきました。
私も、メキシカンライスのパラパラが余りに衝撃的で…
そして、あのエビのカクテルソースのコク。
いつかはパラパラメキシカンライスを再現したい、心に刻んでお店を後にしました。


ラ・カシータ
03-3496-1850
〒150-0034
東京都渋谷区代官山町13-4 セレサ代官山2F

星とり(満天★3つ)★★★

オフィシャルサイト
http://www.lacasita.co.jp/

2012年4月25日水曜日

渋谷メキシカン ジャンカデリック ジャロピー

渋谷でライブ前に軽くメキシカンを食べたいなあ、
そんなときに最適なメキシカンおしゃれカフェ。
駅から神泉方面にちょっと歩くと、何とも可愛らしいお店が出現します。
(※写真取り忘れました。うかつすぎ。)


内装もこんな感じ。かわいいっす。おしゃれっす。


ジャロピー内装。フェリックスがいる!

カフェバーということで、お酒が飲めれば楽しいんでしょうが…
梅酒ゼリーでぶっ倒れるノンベエの私にテキーラ的なものはとてもムリ…。

代わりにタコスやケサディーヤをいただきました。


ケサディーヤ

ビーフタコス

モレソースチキン


店内にはオシャレお兄さんが一人いて、お店を切り盛りしつつ、
手作りしてくれた感じのお料理。
グルメを期待すると肩透かし食うけど、ジャンク的なおやつを予想すれば
ノープロブレム。美味しいです。

中目黒の有名店ジャンカデリックさんのカフェバージョンだそう。
気軽にふらっと1時間って時に利用したいメキシカンカフェでした。

ジャンカデリック ジャロピー
03-6804-9533
東京都渋谷区松涛2-14-5ヴィラ松涛 1F


星とり(満天★3つ)★

2012年4月24日火曜日

中目黒メキシカン ジャンカデリック

先日、英会話つきメキシカン料理を習いに行きました。
かなりの高額のお料理教室だったのですが、メキシカンが習えるならと
涙を飲み、出かけ、渡されたレシピを見ると…
ブラウニー、カウボーイクッキーアップルクリスプ…アメリカンデザート料理教室に様変わり。
前置きが長くなりましたが、そのときのお仲間(つまりメキシカン詐欺にあったお仲間)で
リベンジ代わりにメキシカンを食べにいったのが、この中目黒名物ジャンカデリック。


さてはて、メキシカン満足できるでしょうか。ジャンカデリックなら大丈夫かな。


ジャンカデリックのオシャレな内装。

まずはトルティーヤチップスとワカモレ。


ワカモレすくな!お通しだったかな

前菜代わりにナチョスを。チーズがたっぷり。
美味しいです。ここはやっぱり軽食系のメキシカンに限ります。


ナチョス!

とはいえ、晩御飯だからお料理も食べたい。
そこでエビをチョイス。

ガーリックシュリンプ。
うん、やっぱり軽食系のがおいしいかも…。
今度は肉を頼んでみよう。
そこで、チキンファヒータをチョイス。

チキンファヒータ
うん、美味しい!!ライムの酸味がきいて美味しいです。

ラストは店員さんと一緒に…これなんだ?
やっぱり、ジャンカデリックは軽食系が美味しいよね。

テックスメックスの第一人者らしい、ジャンカデリック中目黒店。
めちゃくちゃ美味しいというわけではないけれど、
オシャレな仲間でわいわい楽しむには最適かも。
このアメリカンな雰囲気はなかなか味わえません。
お客さんも外国の方が多いみたいです。


ジャンカデリック中目黒店
03-5725-5020
東京都目黒区上目黒4-10-4


星とり(満天★3つ)★★


2012年4月18日水曜日

広尾 メキシカン サルシータ salsita

広尾の駅をおりて有栖川公園方面に2,3分。
地下の階段を下りるとそこには、美しいメキシカンレストラン、サルシータが。

店内の様子 カラフルにぎやか。


カフェを経営する友人に進められての来店だったので、嫌がおうにも高まる期待。
そして、お味は期待をはるかに上回るものでした。

まず、サボテンのサラダ。
薄切りのサボテンにオイルベースのドレッシングがかかっただけの
シンプルなお味。でもおいしい。
肉厚なのに、サッパリテイストのサボテンはシンプルに頂くのが一番なのかも。


★サボテンのサラダ 
※ ウチワサボテン、フェタチーズ、トマト、タマネギ、チポトレオレガノドレッシング

前菜代わりにソペス。
揚げた小ぶりのトルティーヤパイの上に、豆のペーストを塗り、
メインはトマトとチキン。とにかく可愛い一品。


★チキントマトのソペス
※とうもろこしのパイ、トマト、茹でたチキン、豆のペースト、レタス千切り、カッテージチーズ

その後、トルティーヤスープ。
チキンスープにトマトで味付け。
そこに揚げたトルティーヤがふんだんに乗っている。
おいしい…まず呻く。前を向くと同行の友人も悶絶中。
濃いお味なのに、くどくない。
なぜかスッキリしているのはトマト、アボガド、といった野菜中心の具材だからか。
ピリリと唐辛子が効いているのも悶絶の理由の一つ。
とにかく、これだけは、の一品でした。



★トルティーヤスープ
※揚げたトルティーヤ、トマト、アボガド、鶏肉、パシージャチレ、フェタチーズ、タマネギ

そして、メニューを見てからずっと気になっていた
ズッキーニのプディング。
ちょっと苦味の効いたズッキーニと、生クリーム&タマゴ&チーズの
ふわふわプディングが見事にマッチ。
舌触りもふんわりしてて、絶賛の言葉と一緒にあっという間に間食。


★ズッキーニのプディング
※ タマゴ、ズッキーニ千切り、チーズ、生クリーム

そしてメインに行く前の、ワンクッションに
チョリソの溺れたタマゴを。
溺れタマゴと言う名の通り、半熟タマゴの中にチョリソが浮いている独特なお料理。
これにトマトソースが絡めてあります。
オーブンでじっくり焼いてあるようで、クツクツと煮立ったままでの登場。
メキシコでは朝ごはんに食べることが多いようで、オムレツの変遷を感じます。


★チョリソの溺れたタマゴ
※炒めたチョリソ、タマゴ、トマトソース(タマネギニンニク)


メインには、もちろん鶏肉のモレポブラーノ。
メキシコ料理店に行くと必ず注文することにしている
甘くないチョコと4種の唐辛子から作るのメキシコ代表モレソース。
これをじっくり焼いたチキンに絡めていただきます。
…言葉がでない。
チョコが生み出す”コク”の中で、唐辛子の辛味がしっかりと主張し
柔らかで肉汁たっぷりのチキンといただくと…やはり言葉にできない。
「おいしい!!」友達はしっかり、表現する言葉を知っていました。
濃く、味わい、なにをとっても絶品のチキンのモレソース。
これだけ食べにまた来たい、いや他のメニューももっと食べたい、
そう話ながらあっと言う間に完食。


★鶏肉のモレポブラーノ
※4種唐辛子、ドライフルーツ、チョコ、鶏肉ほか

デザートに、メキシカンプリンをいただきました。
普通のプリンより、ちょっと固め、味も薄め。
もうちょっと甘いほうが好みですが、
きっとメキシカンプリンはそういうお味なんでしょうね。


メキシカンプリン

とにかく、大満足のサルシータ。
月一で通いたいお店です。

サルシータ
TEL/FAX 03-3280-1145
東京都港区南麻布4-5-65
東京メトロ広尾駅より徒歩1分

星とり(満天★3つ)★★★

オフィシャルサイト
http://www.salsita-tokyo.com/

2012年4月15日日曜日

メキシカンライス 失敗と再生の巻

正直、ご飯は炊飯器でしか炊いたことがありませんでした。
また作る料理は全て目分量。お菓子作りは何より苦手…w
しかも、メキシカンライスのほんとの味などわかっていなかった。
そんな私に余りにハードルが高かったレシピ本
「本格メキシコ料理の調理技術 タコス&サルサ」の
メキシカンライスを作ろうとするなんて100年早かったのです。


写真からも伝わるべちょべちょメキシカンライス

 材料

米一合半/トマト二つ/ニンジン一つ/タマネギ一つ/ニンニク一つ
サラダ油200cc/水400cc 


作り方

米を一合半計った…が、まず一合半のカップが、レシピ本と違うことが後々発覚。
炊飯器用のカップで計ったのが、まず第一の失敗。

それでも、レシピ本にあったとおり、米は研いでザルにあけ半日おいた。

ニンジンは賽の目に切った。


鍋にサラダオイルと米を入れ焦げないようにヘラで絶えず混ぜ…ていたら、
鉄の鍋に米がぴったりくっつきだす。どんなに混ぜても、とにかくくっつく。
焦った私は、ここでオイルを大量に入れた。ここが第二の失敗。
鉄の鍋ではNGだったのだ…。

淡いきつね色になりサラサラになるはずの米は、鉄鍋にくっつきっぱなし。
仕方ないので、それをはがしてザルにあける。


トマトを水と塩でマジックブレットし、煮汁を作る。
別鍋に熱いままの米とグリーンピース、ニンジン、タマネギ、ニンニクを入れて
煮汁トマトを入れる。

ここで、2,3分で水分がなくなるはずが、全くなくなる気配がない。
水を大体400CCにしたのがまずかったか…(元々1合半の量が少なかったのもあるし)

水分が消えないまま、レシピにあるとおり、80度のオーブンで50分加熱。
不安を抱えたまま、何度もオーブンを覗く。(これも悪かった。というか後の祭り)

50分加熱したメキシカンライス。大きめの容器にあけてなじませ…あれ?
ベチョベチョ…。

はい、本当にベチョベチョの大量のメキシカンライスが出現。
正直、丁寧に煮汁などを作ったから味は悪くない。
しかし、ベチョベチョのご飯など食べれたものではないのです。


わわ…しっとりしすぎだって。



★チキンライスとビーフのブリトー


さて、べちゃべちゃのメキシカンライスをいかにして救うか。
冷蔵庫には大量に残り物として幅をきかせています。

そうだ、ブリトー。

細切りにしたビーフ(軽く叩いて薄くする)をタマネギと一緒に軽く焼き


写真載せるほどもない、細切りビーフとタマネギ


別口でサルサメヒカーナを作ります。




作り方はいたって簡単。
トマト、タマネギ、ピーマン、ついでに酢漬けのハラペーニョも全部みじんきりにする。。
これを混ぜて寝かせると、サルサっぽい味になります。
味がイマイチだったら(野菜が古いと確実に反映されてまずくなる)、
レモン汁をいれると緩和されます。

本当はもう少し突っ込んで作ったほうが美味しいけど…それは別の章で。


あと、チーズを細切りにして、あとは巻くだけ。

大ぶりのトルティーヤを油をひかないフライパンで軽くあぶる。
(ふっくら膨らんできたら、フライパン返しで押さえてあげると、いい焦げ目がつきます)

で、トルティーヤの半分にメキシカンライスをのせ、もう半分に肉を載せる。
全体的にサルサとチーズをのせて、ギュウギュウ巻く。




そのままだと大きすぎるので半分に切る。


メキシカンライスとビーフのブリトー

トルティーヤからはみ出しそうな具をラップで上から包み込むことで
押さえ込み、どうにかこうにか形になりました。

これをランチとして、翌日会社に持っていき
同僚のOKさんと一緒に食します。

「あれ…意外においしくない?」
「全然おいしいよ!」

べちゃべちゃだったメキシカンライスは冷蔵庫で寝かし、
トルティーヤで包み込むことによって、見事に再生。
逆にパラパラより、しっとりしていたほうがブリトーの中身としては最適かも。

以上、失敗メキシカンライスの再生法でした。