こちらの料理長のレシピ本を熟読していたので一度行きたいメキシカン・レストラン。
ということで早速行って来ました。
店内の様子。可愛い外見も撮影すればよかった! |
夜は控えめなライトアップが店内からのぞけます |
まずは、前菜かわりに
小エビとアボカドのカクテルを。
可愛いガラスの器に小さく切ったアボガドと小エビが盛りだくさん。
ここにカクテルソースがかかっています。
うむ、この味はなに…?!
トマトベースの中に、レモンの酸味と
ウースターソースか白ワインか何ともいえないコクがある…。
エビやアボガドはそっちのけで、ずっとカクテルソースを味わっていました。
見た目から感じるトマト味とはまるで違う、何とも奥行きのあるお味。
小エビとアボカドのカクテル。アカプルコ地方のスタイルだそう。 |
そして、季節のオススメという
アバネロのスープ。
こちらもトマトベース。激辛唐辛子、ハバネロ入りということでビクビクして味わいましたが
トマト味に辛味が奥行きをだし、舌がしびれる、なんてことは当然なし。
アバネロのスープ。当然のように入るコリアンダーがまたおいしい。 |
トマト味が続いたので、次はさっぱり
サボテンサラダ。
細切りサボテンにカブやトマト、いんげんが寄り添うシンプルなサラダ。
メニューをみたら、サボテンサラダではなく、ノパリートスサラダって言うんですね。
ノパリートスサラダ(サボテンサラダ) |
定番のビーフタコスをチョイス。
トルティーヤによく焼いたステーキビーフ登場。
一緒にいただくサルサメヒカーナ(写真右)と野菜の酢漬け(写真左)の美味しいこと。
これを適宜、ビーフの上に乗せて、レモンをかけて、いただきます。
まずは、口にひろがるトウモロコシのトルティーヤ。
モサっとしているのにぱさつかない。粉っぽいのにシットリ。
相反する素朴な味わい。そこにサルサの水気とお味が染みてきて…絶品です。
ビーフタコス |
とにかく種類を食べたい私は同行者の方に了解をとり
よくばってチラキレスもオーダー。
アメリカ帰りの友人が好物だと言っていたので…。
トマト味の中に揚げたトルティーヤが混ざりこみ、
煮込んで細かいチキンとチーズが味を支える。
レモンを振りかけるから、時々現れるレモンの酸味がまた絶品。
お腹いっぱいでもトマトベースにタマネギだからペロリです。
チラキレス |
メキシカンライスもオーダー。
シンプルに味付けはトマト。ここに鶏肉とエビが入ります。
パラパラ…おコメがパラパラ!!
これです、このパラパラ感が自宅で作っても全然でないんです。
味はともかく、パラパラ感…どれだけこれがむずかしいか…。
料理長のレシピ本によると、一度炊き込んでからオーブンで焼くそう。
だから、このパラパラ感がでるのかな…憧れます!!
メキシカンライス |
そして、ついに夢にまでみたメキシカンの王様
若鶏のモーレソース。
まず味わうにあたり、トルティーヤを追加オーダー。
冷めないように可愛い布巾に包まれての登場です。
追加トルティーヤ |
若鶏のモーレソース。
これ、このお味!
チョコソースの中の辛味は若干抑え目、
他店よりさっぱりさせたようなモレソース。
これに油がにじみでた鶏と絡めていただくと…これをトルティーヤに包んでいただくと…。
なんとまあ美味しい!
チョコレートなのに、なぜか健康的なお味なんです。
もちろん味は濃いし、後味はしっかり残るのに、こってり感は全くしない。
この辺りが老舗の腕前なんでしょうか。
若鶏のモーレソース |
同行者のレディは、メキシカン初体験だったそうで、
どれもこれも初めて!と興奮気味にお話いただきました。
私も、メキシカンライスのパラパラが余りに衝撃的で…
そして、あのエビのカクテルソースのコク。
いつかはパラパラメキシカンライスを再現したい、心に刻んでお店を後にしました。
ラ・カシータ
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〒150-0034
東京都渋谷区代官山町13-4 セレサ代官山2F
星とり(満天★3つ)★★★
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