また作る料理は全て目分量。お菓子作りは何より苦手…w
しかも、メキシカンライスのほんとの味などわかっていなかった。
そんな私に余りにハードルが高かったレシピ本
「本格メキシコ料理の調理技術 タコス&サルサ」の
メキシカンライスを作ろうとするなんて100年早かったのです。
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写真からも伝わるべちょべちょメキシカンライス |
材料
米一合半/トマト二つ/ニンジン一つ/タマネギ一つ/ニンニク一つ
サラダ油200cc/水400cc
作り方
米を一合半計った…が、まず一合半のカップが、レシピ本と違うことが後々発覚。
炊飯器用のカップで計ったのが、まず第一の失敗。
それでも、レシピ本にあったとおり、米は研いでザルにあけ半日おいた。
ニンジンは賽の目に切った。
鍋にサラダオイルと米を入れ焦げないようにヘラで絶えず混ぜ…ていたら、
鉄の鍋に米がぴったりくっつきだす。どんなに混ぜても、とにかくくっつく。
焦った私は、ここでオイルを大量に入れた。ここが第二の失敗。
鉄の鍋ではNGだったのだ…。
淡いきつね色になりサラサラになるはずの米は、鉄鍋にくっつきっぱなし。
仕方ないので、それをはがしてザルにあける。
トマトを水と塩でマジックブレットし、煮汁を作る。
別鍋に熱いままの米とグリーンピース、ニンジン、タマネギ、ニンニクを入れて
煮汁トマトを入れる。
ここで、2,3分で水分がなくなるはずが、全くなくなる気配がない。
水を大体400CCにしたのがまずかったか…(元々1合半の量が少なかったのもあるし)
水分が消えないまま、レシピにあるとおり、80度のオーブンで50分加熱。
不安を抱えたまま、何度もオーブンを覗く。(これも悪かった。というか後の祭り)
50分加熱したメキシカンライス。大きめの容器にあけてなじませ…あれ?
ベチョベチョ…。
はい、本当にベチョベチョの大量のメキシカンライスが出現。
正直、丁寧に煮汁などを作ったから味は悪くない。
しかし、ベチョベチョのご飯など食べれたものではないのです。
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わわ…しっとりしすぎだって。 |
★チキンライスとビーフのブリトー
さて、べちゃべちゃのメキシカンライスをいかにして救うか。
冷蔵庫には大量に残り物として幅をきかせています。
そうだ、ブリトー。
細切りにしたビーフ(軽く叩いて薄くする)をタマネギと一緒に軽く焼き
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写真載せるほどもない、細切りビーフとタマネギ |
別口でサルサメヒカーナを作ります。
作り方はいたって簡単。
トマト、タマネギ、ピーマン、ついでに酢漬けのハラペーニョも全部みじんきりにする。。
これを混ぜて寝かせると、サルサっぽい味になります。
味がイマイチだったら(野菜が古いと確実に反映されてまずくなる)、
レモン汁をいれると緩和されます。
本当はもう少し突っ込んで作ったほうが美味しいけど…それは別の章で。
あと、チーズを細切りにして、あとは巻くだけ。
大ぶりのトルティーヤを油をひかないフライパンで軽くあぶる。
(ふっくら膨らんできたら、フライパン返しで押さえてあげると、いい焦げ目がつきます)
で、トルティーヤの半分にメキシカンライスをのせ、もう半分に肉を載せる。
全体的にサルサとチーズをのせて、ギュウギュウ巻く。
そのままだと大きすぎるので半分に切る。
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メキシカンライスとビーフのブリトー |
トルティーヤからはみ出しそうな具をラップで上から包み込むことで
押さえ込み、どうにかこうにか形になりました。
これをランチとして、翌日会社に持っていき
同僚のOKさんと一緒に食します。
「あれ…意外においしくない?」
「全然おいしいよ!」
べちゃべちゃだったメキシカンライスは冷蔵庫で寝かし、
トルティーヤで包み込むことによって、見事に再生。
逆にパラパラより、しっとりしていたほうがブリトーの中身としては最適かも。
以上、失敗メキシカンライスの再生法でした。
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