2012年4月15日日曜日

メキシカンライス 失敗と再生の巻

正直、ご飯は炊飯器でしか炊いたことがありませんでした。
また作る料理は全て目分量。お菓子作りは何より苦手…w
しかも、メキシカンライスのほんとの味などわかっていなかった。
そんな私に余りにハードルが高かったレシピ本
「本格メキシコ料理の調理技術 タコス&サルサ」の
メキシカンライスを作ろうとするなんて100年早かったのです。


写真からも伝わるべちょべちょメキシカンライス

 材料

米一合半/トマト二つ/ニンジン一つ/タマネギ一つ/ニンニク一つ
サラダ油200cc/水400cc 


作り方

米を一合半計った…が、まず一合半のカップが、レシピ本と違うことが後々発覚。
炊飯器用のカップで計ったのが、まず第一の失敗。

それでも、レシピ本にあったとおり、米は研いでザルにあけ半日おいた。

ニンジンは賽の目に切った。


鍋にサラダオイルと米を入れ焦げないようにヘラで絶えず混ぜ…ていたら、
鉄の鍋に米がぴったりくっつきだす。どんなに混ぜても、とにかくくっつく。
焦った私は、ここでオイルを大量に入れた。ここが第二の失敗。
鉄の鍋ではNGだったのだ…。

淡いきつね色になりサラサラになるはずの米は、鉄鍋にくっつきっぱなし。
仕方ないので、それをはがしてザルにあける。


トマトを水と塩でマジックブレットし、煮汁を作る。
別鍋に熱いままの米とグリーンピース、ニンジン、タマネギ、ニンニクを入れて
煮汁トマトを入れる。

ここで、2,3分で水分がなくなるはずが、全くなくなる気配がない。
水を大体400CCにしたのがまずかったか…(元々1合半の量が少なかったのもあるし)

水分が消えないまま、レシピにあるとおり、80度のオーブンで50分加熱。
不安を抱えたまま、何度もオーブンを覗く。(これも悪かった。というか後の祭り)

50分加熱したメキシカンライス。大きめの容器にあけてなじませ…あれ?
ベチョベチョ…。

はい、本当にベチョベチョの大量のメキシカンライスが出現。
正直、丁寧に煮汁などを作ったから味は悪くない。
しかし、ベチョベチョのご飯など食べれたものではないのです。


わわ…しっとりしすぎだって。



★チキンライスとビーフのブリトー


さて、べちゃべちゃのメキシカンライスをいかにして救うか。
冷蔵庫には大量に残り物として幅をきかせています。

そうだ、ブリトー。

細切りにしたビーフ(軽く叩いて薄くする)をタマネギと一緒に軽く焼き


写真載せるほどもない、細切りビーフとタマネギ


別口でサルサメヒカーナを作ります。




作り方はいたって簡単。
トマト、タマネギ、ピーマン、ついでに酢漬けのハラペーニョも全部みじんきりにする。。
これを混ぜて寝かせると、サルサっぽい味になります。
味がイマイチだったら(野菜が古いと確実に反映されてまずくなる)、
レモン汁をいれると緩和されます。

本当はもう少し突っ込んで作ったほうが美味しいけど…それは別の章で。


あと、チーズを細切りにして、あとは巻くだけ。

大ぶりのトルティーヤを油をひかないフライパンで軽くあぶる。
(ふっくら膨らんできたら、フライパン返しで押さえてあげると、いい焦げ目がつきます)

で、トルティーヤの半分にメキシカンライスをのせ、もう半分に肉を載せる。
全体的にサルサとチーズをのせて、ギュウギュウ巻く。




そのままだと大きすぎるので半分に切る。


メキシカンライスとビーフのブリトー

トルティーヤからはみ出しそうな具をラップで上から包み込むことで
押さえ込み、どうにかこうにか形になりました。

これをランチとして、翌日会社に持っていき
同僚のOKさんと一緒に食します。

「あれ…意外においしくない?」
「全然おいしいよ!」

べちゃべちゃだったメキシカンライスは冷蔵庫で寝かし、
トルティーヤで包み込むことによって、見事に再生。
逆にパラパラより、しっとりしていたほうがブリトーの中身としては最適かも。

以上、失敗メキシカンライスの再生法でした。




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